大橋ジャンクションと「非開削切り開き工法」

ライバルは「探険バクモン」。スゴイ現場を探検!

画像を拡大
これがトンネルの上の風景。遠くまで見通せる

その連結路の屋根の部分に乗っかってみる。つまり、トンネルの外側です。なぜそんなところに空間があるかといえば、そうです、すぐ隣にある本線との間に、アーチを掛けたからです。

見上げると、天井(つまりこれがアーチ)は低く、空間は狭い。しかしきれいだ。実際には掃除はしていなさそうだが、しかし、掃除が行き届いていると表現したくなる。

この空間が存在しているのは、切り開きの前だけ。我々が今立っている部分は壊されるために、造られたのだ。ちょっと悲しい。

センチメンタルな気持ちを抱えたまま、今度は逆側、2本のトンネルの、さらに下へと潜り込む。下部のトンネルの下側。今回の最深到達部だ。これで、地下50メートル。

画像を拡大
地下での工事であり、さすがに薄暗いところは怖い

ここでは今、下部のアーチを掛ける工事が進められている。地下のトンネルを下から見上げるというのは、なかなか新鮮な体験だ。足元を見ると、水があまり出ないとは言え、靴はびっしょり泥だらけ。その環境で、パワーショベルを使っての作業が進められている。

このアーチが完成すると、いよいよ切り開きだ。中央環状線の全線開通は、2014年度末に予定されている。さらば、そのときまで。

シャッターの向こうには?

息切れしながら金属製の階段を上り、地上へ戻っていく。入ってきたゲートから外へ出ようとすると、手前に大きなシャッターが見えた。閉じられたものの奥がどうなっているのか気になるのは人の性。あの向こうは、どうなっているのか。

「ちょっと、覗いてみますか」

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 野口悠紀雄「経済最前線の先を見る」
  • 食べれば世界がわかる!カレー経済圏
  • コロナ後を生き抜く
  • 井手隊長のラーメン見聞録
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
激震! エアライン・鉄道<br>どん底からの復活シナリオ

人の移動が収益源となる航空・鉄道業界は、新型コロナウイルスの直撃で事業構造の根本的な転換を迫られています。海外では航空と鉄道の一体的政策も始まる中、日本では何が起きるのか。今後の再編や合従連衡のシナリオを大胆に予測しました。

東洋経済education×ICT