大橋ジャンクションと「非開削切り開き工法」 ライバルは「探険バクモン」。スゴイ現場を探検!

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東京と周辺の県には、環状の高速道路が3つ造られている。中央環状線、外環道、そして圏央道だ。その最も内側に位置するのが、中央環状線である。

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授業はマジメに受けました

日本橋を中心に東京を俯瞰したとき、4時のあたりから反時計回りに葛西、小菅、江北、板橋、西新宿、渋谷、6時あたりの大井まで、ぐるっとつながる。

その7時近傍にあるのが、ここ、大橋ジャンクションだ。中央環状線と首都高渋谷線がジャンクションされる場所である。

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どのあたりかはこのスライドで分かるはず。週刊東洋経済の連載に載っている地図もわかりやすい

その大橋ジャンクションから大井までの間が、中央環状品川線であり、現在、建設中。

建設中なのだが、地上からは工事の気配はほとんど感じられない。音もしないし臭いもしない。高層かつ高級そうなマンションも、「ああ、そんな工事もあったね」といった面持ちで、現場あたりの上に建っている。

品川線は地下を通る。故に、工事も地下で、しかも非開削で進められている。非開削なら、沿線に与える影響を最低限に抑えられる。たとえば、渋滞とか。

テスラのモデルSが颯爽と・・・・

だから早く地下に潜って現場を見てみたいのだが、肝心の編集者が……。やってきた。えんじ色のテスラ「モデルS」が颯爽と。

助手席からやはり颯爽と降りてきたのは、同社の広報担当嬢。なぜか私が以前に社長を務めていた会社でも広報を担当していた人物でもある。運転席から降りてきたのが、件の編集者である。

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