「イラッとメール」を送りがちな人への処方箋

「以前もお伝えしましたが」に先輩たちが憤慨

自分は意図しなくても、メールで相手をイラッとさせてしまうことがある (写真:aijiro / PIXTA)

電話やFAXを控えに押しやり、今やビジネス現場におけるコミュニケーションツールの不動の4番バッターが「メール」だ。電話のように相手の時間を自分都合で奪うこともなく、場所や時間を問わず送受信できる。メールは、今どきの若手社員にこそ、フィットするツールといえるだろう。

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しかし、そんな利便性の向こう側に“面倒くさい受け手”が潜んでいるのが、やっかいなところ。送ったメールに、密かにイラっときている「NGメール審判団」がいるからだ。

一般社団法人日本ビジネスメール協会が、2917人を対象に行った「ビジネスメール実態調査2018」によると「過去一年間に仕事でメールを受け取り、不快に感じたこと」という質問に「よくある」と答えた人が3.12%。「たまにある」と答えた人37.23%と合せると、実に4割を超える人が、受信したビジネスメールに“イラッときている”ということになる。バッターならかなりの“高打率”だ。

4割のビジネスパーソンがメールに「イラッ」

「こうしたメールが怖いのは、人によって感じ方が違うこと。同じ文面でも『イラッとする』と言う人と、『まったくイラッとしない』と言う人で意見が割れます」と、日本ビジネスメール協会の代表理事・平野友朗さんは言う。

「これが対面や電話なら『相手の表情が曇る』『声のトーンが変わる』といった受け手の変化で気づける。『あ、イラッとさせちゃったかな』と読み取って謝るなどして修正できる。けれど、メールだとそうはいきません」(平野さん)

つまり、あなたが悪気なく送ったメールが、知らず知らずのうちに、相手の気にさわり、評価を下げたり、クレームになったりすることもある。気づかぬうちに「アウト!」になっていることがありえるわけだ。

そんな面倒を予防するために、世の中の人がどんなメールに「イラッとしている」か、先輩社員たちの声を収集した。避けておきたいNGメールの傾向と対策を探ることにした。

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