東大生絶賛!「電子辞書」は最強学習ツールだ 「紙の辞書世代」ほど知らない3大便利機能

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「電子辞書を使わない学習なんて、想像すらできません」という現役東大生は、どのように使いこなしているのでしょうか(画像:Ayaka / PIXTA)
「勉強しているはずなのに、成績が上がらない」「どれだけ本を読んでも身に付かない」。受験生に限らず、勉強熱心なビジネスパーソンでも、このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
「かつての僕は、まさにそうでした」。2浪、偏差値35という崖っぷちから1年で奇跡の東大合格を果たした西岡壱誠氏は、自らの経験を振り返って言います。「でも、ちょっとした工夫で、劇的に改善したんです」
教科書、参考書だけでなく、あらゆる本の読み方を根本から変えた結果たどり着いた、「知識を増やすだけでなく『地頭力』も高められる」「速く読めて、内容も忘れず、かつ応用できる」という読書法を、新刊『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』にまとめた西岡氏に、「紙の辞書世代」ほど知らない「電子辞書を活用した学習法」を解説してもらいました。

最近、ビジネスマンの方とお話をする機会が多くなりました。お仕事をご一緒したり、飲み会に連れて行ってもらったりしているのですが、本当に得るものが多いです。社会人の方はやはり、学生が知らないことをご存じなのだな、と感動しています。

『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』は発売1カ月で12万部のベストセラーとなっている(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

しかし、です。

ひとつだけ、社会人の方に対して「え!? これをご存じないの!?」と思うものがあります。学生にとっては当たり前の話なのですが、社会人の皆さまの多くが知らないこと。

それは、「電子辞書の使い方」です。受験生時代に電子辞書が普及していなかったこともあるのでしょうが、「え? 電子辞書って、ただ紙の辞書よりちょっと検索しやすいだけじゃないの?」とおっしゃる方が、非常に多かったのです。

ですが、電子辞書は「ちょっと便利な辞書」というレベルをはるかに超えた、「最強の学習ツール」です。

電子辞書の使い方さえ覚えておけば、言語学習のハードルもいっきに低くなりますし、より多くの知識や教養を得ることにつながります。事実、僕の周りの東大生も電子辞書をフル活用していました。

今日は、そんな「電子辞書をフル活用して多くの知識・教養を得るための3つの方法」をお話ししたいと思います。

あなたは「正しい検索」ができるか?

まず、電子辞書の使い方をお話しする前に、あなたが「正しい検索」をできているかどうかをチェックするためのゲームをしてみましょう。その名も「サーチングゲーム」

サーチングゲーム
1つの英単語について、その英単語と同じ意味の言葉や反対の意味の言葉、その英単語から派生した言葉など、付随する単語を2分間で10個以上見つけられればゲームクリア!

今回は、「Like(好き)」という単語でやってみましょう。

「Like」には、似た意味の単語として「Love(大好き)」があります。逆に、反対の英単語は「Dislike(嫌い)」。こんなふうに、2分以内に10個の単語を見つけられればゲームクリアです。

紙の辞書でも電子辞書でもスマホでも英単語帳でも、なんでも使って結構です。皆さんは、「Like」で10個、見つけられますか?

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