東大生絶賛!「電子辞書」は最強学習ツールだ 「紙の辞書世代」ほど知らない3大便利機能

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この「ジャンプ」機能を使えば、1回検索するだけで、あとは連続して派生する言葉・反対の意味の英単語を調べ続けることができます。この機能さえ使えば、先ほどのゲームは20秒足らずで終わります。

複数の辞書で確認する「パラレル」

ひとつの辞書だけだと情報が偏る

さて、先ほどから僕は「Like(好き)」の話をしていましたが、実はこれはちょっとした意地悪です。実は「Like」には「好き」という意味のほかに「似ている」という意味もあります。「『好き』から派生する単語なんて10個もある?」と思い悩んだ人もいるかもしれませんが、「似ている」という意味も考えると、格段に派生する単語の数が多くなります。

先ほどのゲームで、「まずLikeで検索してみよう」と思った人は、この「意地悪」に気が付いて「似ている」を計算に入れてゲームができたと思います。しかしLikeの意味が複数あると気が付かずに進めていた人は、クリアが非常に難しかったのではないでしょうか。

Like以外の単語でも同じです。付随する情報を考えるとき、検索する言葉の意味が複数ある場合だってあります。そのためには一度辞書で調べないといけません。

それも、1つの辞書ではいけません。ある単語について、両方の意味が書いてある辞書もありますが、片方の情報しか載っていない場合もあります。さらに、「Like」の意味として「似ている」ではなく、「類似」「擬似」など、別の言葉で書いてある場合だってあります。複数の辞書で調べて複数の意味を知る。それも「検索」によって可能になることであり、このゲームの必勝法なのです。

電子辞書なら、複数の辞書で意味を確認できる

「でも、複数の辞書なんて持っていない」「複数の辞書で調べるのは時間がかかりすぎる」という方もいるでしょうが、その悩みを打破するのが電子辞書です。電子辞書であれば一発で、1つの単語をいろいろな辞書で調べることができるのです。

英単語であればジーニアス英和辞典でも、オックスフォード現代英英辞典でも、英語類義語辞典でもよりどりみどりです。最新の電子辞書には、本当に多くの種類の辞書が入っています。語源辞典や語義・コロケーションの辞典まで入っているものも多いです。

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