東大生絶賛!「電子辞書」は最強学習ツールだ 「紙の辞書世代」ほど知らない3大便利機能

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さて、10個発見できたでしょうか?

実はこのゲーム、僕は受験生にもやってもらっています。その英単語に付随する情報を調べてもらい、関連している言葉を連鎖的に覚えていくのです。そうすることで、一度で多くの単語に触れることができます。単語同士の関連を考えるためにとっかかりができて、ラクに覚えることができます。この方法で、英単語力が飛躍的に向上するのです。

これは英単語だけではなく、日本語の語彙力にも応用できる学習法です。たとえば「未曾有」という言葉の意味を調べるときに、その類義語を調べるのです。「未曾有」は「他に類を見ないほどまれな、極めて珍しいこと」を言います。その類義語は、「空前絶後」「破天荒」「前代未聞」などがあります。これを調べて、同時に覚えるのです。他の言葉と関連させて覚えておけば覚えやすいですし、1回で複数の単語を知ることにもなります。

しかし、この覚え方を実践するためには、その単語に付随する単語を、できるだけ早く調べる必要があります。

僕は「サーチングゲーム」を受験生にも社会人にも実践してもらっているのですが、2分以内に10個発見できない人も意外と多いです。「5分以上かかってしまう」「そもそも10個見つけられない」なんて人もザラです。

そこでぜひ使ってほしいのが、「電子辞書フル活用のための3つの方法」です。

検索から、もう一歩踏み込む「ジャンプ」

より深く広く調べる

先ほどのゲームをクリアできなかった人の特徴として、「一つひとつ検索している」ケースが非常に多いです。つまりは、googleで「Like 対義語」と調べて出てきた「Dislike」をメモして、「Like 同義語」で調べて出てきた「Love」をメモして……というように、1回の検索でひとつの情報を得るやり方です。辞書であれば「嫌い」という意味の英語を調べて「Dislike」をメモして……、といったやり方ですね。

実は先ほどのゲームを楽々とクリアできる人の多くは、「そこからもう一歩進む」ということを意識しています。つまり、「Dislike」の派生語や類義語を調べるのです。そうすると、「Dislike」には「Hate(嫌い)」や「Disgust(不快)」などの類義語があるとわかります。

1回調べただけでは終わらず、もう1回検索する。これによっていちいち検索する手間が省け、ゲームクリアにグッと近付きます。

電子辞書ならボタンひとつでジャンプできる!

そして電子辞書を使うと、このプロセスは1秒足らずで終わります。

「Like」のページに載っている反対語「Dislike」をクリックすれば一瞬でそのページにジャンプできます。さらに「Dislike」のページの類義語「Hate」「Disgust」をクリックすれば、また一瞬でそのページにジャンプできます。

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