利回り約6%の上場REIT総会で質問してみた これから当面買ってもいい株は何か?

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【7月23日 月曜日】「日銀が、次の金融決定会合で長期金利の誘導目標の柔軟化を検討する」との報道で、銀行、保険など金融株が買われる。10年物国債の利回りは、一時、約5カ月ぶりとなる0.09%まで上昇(国債価格は下落)した。公募(1148円)で2000株購入した大同工業(6373)が、6日続伸の27円高の1292円。日経平均は、300円安の2万2396円と3日続落。埼玉県熊谷市で、観測史上最高暑さの41.1度、東京都内で初の40度を超えた。

【7月24日 火曜日】日経225先物は、60円高の2万2440円、NYダウは、13ドル安の2万5044ドル。日経平均は、113円高の2万2510円。

【7月25日 水曜日】日経225先物は、40円高の2万2550円。NYダウは、197ドル高の2万5241ドルと好決算が手がかりとなって、1カ月半ぶりの高値。オリエントコーポレーション(8585)が3円高の152円と損益分岐点を上回る。日経平均は、103円高の2万2614円。

金融株は「当面の底」はつけたかもれない

【7月26日 木曜日】日経225先物は、前日比変わらずの2万2600円。NYダウは、172ドル高の2万5414ドル。日銀は、年6兆円ETF(上場投資信託)購入配分の見直しを検討すると報道。現在、1.5兆円(日経平均型)、4兆円(TOPIX連動型)を、日経平均型を減らし、TOPIX連動型を増やすようだ。日経平均寄与度の大きいファーストリテイリング(9983)は、900円安の4万8520円、ソフトバンク(9984)は、316円安の9254円、エーザイ(4523)は、1121円安の9989円、ファナック(6954)は、800円安の2万1115円と売られ、4銘柄で日経平均株価を138円下げたそうだ。日経平均は、27円安の2万2586円。長期金利が、一時、0.100%に上昇、1年ぶり高値水準。

【7月27日 金曜日】日経225先物は、80円高の2万2640円。NYダウは112ドル高の2万5527ドル。日経平均は、125円高の2万2712円。

【7月28日 土曜日】日経225先物は、80円安の2万2600円。NYダウは76ドル安の2万5451ドル。1ドル=110.99円、1ユーロ=129.40円。日銀がわずかであるが、金融緩和政策の変更をしそうだ。長期金利をゼロに誘導していたが、0.1%までは容認し、2016年1月に発表したマイナス金利政策の解除も近いのではないか。このとき、金融株は大きく売られたので、このとき下げた分くらいの戻りを期待している。

今回、メガバンクなど金融株は当面の底を付けたと見ている。9月中間決算、配当の権利まであと2カ月足らずなので、押し目があったら買ってもいいのではないか。引き続きメガバンク、日本郵政、ゆうちょ銀行など高配当利回り金融株に注目している。

内田 衛 カリスマ投資家

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うちだ まもる / Mamoru Uchida

個人投資家。高校時代から株の取引を開始。平成バブル崩壊で多額の借金を背負うが、自力で全額返済して大復活。大学卒業後、大手生保勤務後、フリーに。FP資格を持つ。現在の運用資金は3億円以上。株式投資では中長期、低位株投資が基本。株式のほかに、株の利益で収益不動産投資も行う。2007年8月からは『オール投資』(現在休刊)で5年以上にわたり投資日記を連載、大人気を博す。

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