あちらこちらに「バブルのサイン」が出ている カリスマ投資家は株以外もしっかり見ている

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カリスマ投資家の内田衛氏は普段、地味な生活をしていることで知られる。その内田氏が「バブルのただならぬ雰囲気」を感じ取っている。そろそろヤバイかもしれない(写真:Melpomene / PIXTA)

「お盆休みはいつもいろいろあるし、9月末までは、あまり無理して株の取引をしないほうがいい」と、書いていたカリスマ投資家の内田衛氏。今年もズバリで、マーケットの先行きは予断を許さない。では、カリスマはこの2週間ほどどんな取引をしていたのだろう。少し取引をしつつ、株以外で、「バブルの雰囲気」を感じ取っていたようだ。さっそく株日記でふりかえってみよう。

【8月14日 月曜日】先週末のCME日経先物は、35円高の1万9390円、NYダウは、14ドル高の2万1858ドル。1ドル109.19円、1ユーロ129.08円。

みずほフィナンシャルグループ(8411)を寄り付き188円(前日比2.9円安)で500株打診買い。4月17日には、186.7円の年初来安値を付けている。年間配当7.5円(3.75+3.75)予想で、配当利回りはほぼ4%と高い。187円の安値を付けたが、終値は2.6円安の188.3円、出来高は1億8969万2900株で第1位。4~6月GDP、実質年率4.0%増で6期連続プラスとの報道もあったが、日経平均は、192円安の1万9537円と4日続落で、一時、約3カ月ぶりの1万9500円割れ。

ワタミが年初来高値、藤田観光は売っておくべきだった?

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【8月15日 火曜日】午前5時半、日経225先物は、70円高の1万9600円、NYダウは、135ドル高の2万1993ドル。10時19分、優待目的保有銘柄のワタミ(7522)が85円高の1455円を付け、年初来高値更新となったが、大引けでは伸び悩み、46円高の1416円。日経平均は、216円高の1万9753円と5日ぶり大幅反発。

【8月16日 水曜日】午前5時半、日経225先物は、変わらずの1万9740円、NYダウは、5ドル高の2万1998ドル。東証1部売買高は、14億3500万株、売買代金は1兆8700億円と2兆円割れの低水準、動かないお盆相場。日経平均は、24円安の1万9729円と小動き。

【8月17日 木曜日】午前5時半、日経225先物は、10円安の1万9720円。NYダウは、25ドル高の2万2024ドル。優待目的保有銘柄の藤田観光(9722)が、40円高の3580円とようやく反発。7月20日に4350円の年初来高値を付けたが、ほぼ一直線に下げてしまった。欲張ってしまい売れなかったが、ここは売っておくべきだったな。貿易統計、7月の輸出、前年同期比13.4%増で8カ月連続増加。日経平均は、26円安の1万9702円と小幅続落。

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