株は新型肺炎収束をにらみ「買い」かもしれない NYダウやナスダックは最高値を更新している

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新型肺炎の日本経済への影響は依然不透明。だがここは「買い局面」なのかもしれない(写真:kou/PIXTA)
中国の武漢市に端を発する新型コロナウイルスの感染拡大が加速している。長期化懸念が取り沙汰されるなかで、日本企業の経済活動へのマイナス影響が株式市場の上値圧迫要因となっている。カリスマ個人投資家の内田衛氏は今後の相場にどう臨もうとしているのか。早速「株日記」で見てみよう。

銀行の株保有が2022年から厳しくなる?

【1月27日月曜日】先週末の日経225先物は、160円安の2万3640円、NYダウは、170ドル安の2万8989ドル。1ドルは、109.25円、1ユーロは、120.44円、1ポンドは、142.79円。新型肺炎拡大加速、「患者1000人増加も」と武漢市長。また、銀行の株保有厳しく2022年から持ち合い解消促すと報道。株価下落の要因となりそうだ。日経平均株価は、一時500円安もあり、終値は、483円安の2万3343円と大幅安。

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【1月28日火曜日】日経225先物は、210円安の2万3100円、NYダウは、新型肺炎リスクで株安連鎖、453ドル安の2万8535ドル。カラオケ事業から撤退、給食・食堂運営受託大手のシダックス(4837)が、37円高の344円と逆行高。優待目的&値上がり目的で5000株保有中。神戸製鋼所(5406)を510円で300株買い増し。配当目的保有の日本郵政(6178)は、12円安の994円と1000円割れ。年50円(25円×2)配当で配当利回り5%超。日経平均は、下げ渋り127円安の2万3215円と続落。

【1月29日水曜日】日経225先物は、170円高の2万3330円、NYダウは、187ドル高の2万8722ドルと自律反発。日経平均株価は、163円高の2万3379円と3日ぶり反発。

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