株は新型肺炎収束をにらみ「買い」かもしれない NYダウやナスダックは最高値を更新している

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【1月30日木曜日】日経225先物は、70円安の2万3290円、NYダウは、12ドル高の2万8735ドル。中国市場、春節延長で休場。アメリカは政策金利据え置き、FOMC(アメリカ公開市場委員会)が「世界動向を注視」と報道。国内で人から人感染で、日経平均株価は、401円安の2万2977円と3カ月ぶり安値。新型肺炎、収束の見通し立たず。優待目的保有の藤田観光(9722)は、12月期末配当を10円減配し30円にすると発表し、79円安(2.92%)の2621円と下げる。

【1月31日金曜日】日経225先物は、110円高の2万3080円、NYダウは、124ドル高の2万8859ドル。WHO(世界保健機関)は、新型肺炎、中国国外に感染拡大で緊急事態宣言。拡大防止へ国際協力。世界の感染者8100人超とSARS(重症急性呼吸器症候群)を上回る。しかし日経平均は、227円上昇し、2万3205円と反発したが、週間では、622円安(2.6%)となった。新型肺炎拡大で、景気懸念強まる。

【2月1日土曜日】日経225先物は、480円安の2万2650円、NYダウは、603ドル安の2万8256ドル。1ドルは、108.33円、1ユーロは、120.22円、1ポンドは、143.07円。イギリスがEUを離脱、47年間の加盟に幕。また、アメリカは武漢からの帰国者を隔離、50年ぶり命令で拡散防止。

【2月3日月曜日】中国人民銀行、18兆円供給へ、春節明け3日にと報道。携帯のソフトバンク(9434)は、4円高の1500円と公開価格と同じ株価になる。吉野家ホールディングス(9861)は、20円安の2450円と1月10日につけた昨年来高値3050円から下げ止まらず、600円も下げた。

「頭と尻尾はくれてやれ」くらいの気持ちで売買

吉野家ホールディングスは、昨年の10月7日に2750円で売っており、売ってから300円も上昇したので、早く売りすぎたかと思ったが、売値から300円下げた。2750円で売った理由は、配当プラス優待利回りが、3%を下回ったから。

同じく、KADOKAWA(9468)も昨年の12月20日に2000円で売ってから12月27日に2137円の年初来高値をつけたが、本日終値24円安の1819円と売値を大きく下回った。なかなか天井で売るのは難しいが、相場格言で「頭と尻尾はくれてやれ」くらいの気持ちで売買するのがいいのかも。上海市場は、新型肺炎拡大の警戒で大幅続落、終値7.7%安で引けた。日経平均は、233円安の2万2971円と再び2万3000円割れ。

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