"勝率9割の人"でも投資で負けてしまう数学的理由、資産7億円を築いた投資家が重視する「期待値」の真実

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投資家
勝率はすごく高いのに、1回の負けでそれまでの利益を吹き飛ばしてしまう「コツコツドカン」タイプの投資家。そうならないためには「期待値」とうまく付き合っていく必要があります(写真:foly/PIXTA)
YouTube登録者数約40万人、30年の投資人生で7億円の資産を築いた投資家・上岡正明氏。そんな上岡氏が次世代の子どもたちに“これだけ”は伝えておきたい「お金の知識と哲学」とは何か。本稿では新著『資産7億円の父が子どもに伝えたい 本当のお金持ち入門』から一部を抜粋・再編集して紹介する。

株で勝ち続ける人だけが知っている「期待値」の魔法

株の世界で勝ち続けるためには「リスクとリターンの期待値」という数字が大切なキーポイントになる。この数字はトレードを数多く繰り返した時に、平均してどれくらいの利益が出せるのかを教えてくれる「魔法の数字」だ。具体的に説明しよう。

僕が君に、こんなコイン投げのゲームをしないかと誘ったとする。ルールは簡単だ。コインを1回投げ、表が出たら、君の勝ち。僕が150円払う。裏が出たら、君の負けで100円払う。

君たちはやってみるだろうか? ほとんどの人が「やる」と答えるだろう。なぜなら、勝った時にもらえる金額のほうが、負けた時に払う金額より大きいからだ。直感的に「得だ」と感じるはずだ。

実は、君の頭のなかで無意識に計算した「この勝負、やる価値があるかどうかを測る数字」が、「期待値」の正体だ。これは、投資の世界で生き残る、いや、勝ち続けるための、最強の武器になる。

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