"勝率9割の人"でも投資で負けてしまう数学的理由、資産7億円を築いた投資家が重視する「期待値」の真実

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期待値は次の計算式で求められる。

期待値 =(平均利益 × 勝率)−(平均損失 × 負率)

これを簡単な言葉にしてみよう。

「期待値」=(勝った時にもらえる平均金額 × 勝つ確率)−(負けた時に払う平均金額 × 負ける確率)

この計算結果がプラスになるなら、そのゲームは「やればやるほど長期的には儲かるゲーム」、逆にマイナスなら「続ければ続けるほど損をするゲーム」になる。

コイン投げゲームは期待値的に儲かるのか

さっきのコイン投げゲームで計算してみよう。コインの表と裏が出る確率は、それぞれ50%(0.5)だ。

期待値 =(150円×0.5)−(100円×0.5)= 75円−50円 = 25円

期待値はプラス25円。このゲームを1回やるごとに、平均して25円の利益が見込めるのだ。

もちろん、1回目で負けて100円損することもあるだろう。でも、このゲームを10回、100回と繰り返せば、君のお金は、ほぼ間違いなく増えていく。

投資で勝つとは、このコインゲームのように「少しだけ自分に有利なゲームとなるタイミング」を見つけて、それを淡々としつこく繰り返すことなんだ。

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