「今さら聞けない…」資産形成の超基本のキ "お金を稼げる人"は、なぜ《投資信託》を勧めるのか

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投資
株式投資、不動産投資、為替取引、金地金取引ーー。資産形成のための手段はたくさんありますが、投資賢者は「投資信託」を勧めます。その理由とは(写真:bee/PIXTA)
「投資は若い人たちがやるもの」。そのように思い込み、年齢を理由にして老後資金のための資産形成に足踏みしていないでしょうか。「40代、50代はもちろん、60代以上にも投資は不可欠」と指摘するのは、元「セゾン投信」会長で“つみたて王子”の愛称で知られる「なかのアセットマネジメント」社長の中野晴啓氏です。
そして投資初心者は、「投資信託に任せるのが合理的」だと中野氏は進言します。その理由とはーー。
本稿は、中野氏の新刊『投資の女神は弱者に微笑む』より一部抜粋・編集のうえ、お届けします。

なぜ「個別株投資」は難しいのか

私は一貫して投資信託を推奨する。しかし個々人が株を直接購入して投資する、いわゆる「個別株投資」を否定するものではない。むしろ、その意気は買いたい。投資マネーは社会の血液だ。

金融機能――実体経済が活動するための血液を提供しながら利益を得る活動だ。資本主義の世界にあって、投資は圧倒的な善だ。

従って、例えば自分がよく使う近所のスーパーが好きなので、それを運営する会社を応援したい、そして利益も得たい、そのためにずっと株式を持ち続けたいというのであれば、とても立派なことだと考える。

とはいえ、将来に向けた資産作りという意味では、必ずしも正しいとはいえない。なぜなら、企業分析が欠けているからだ。言い換えれば「その会社は持続可能な事業を行っているのか」という視点の欠如だ。

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