【投資信託の基本】エコノミストが解説する"4つの利点"と注意点 「派手さや不確かさがあるが、扱い方次第でしっかり意味を持つ」
投資信託は「危ない」のか
上野:ミドリは「投資信託」って聞いたことあるか?
ミドリ:うーん、名前は聞いたことあるけど、仕組みはよくわからないな。投資ってついてるから危なそうな感じがする。
上野:そう思う人は多い。でも仕組みを知れば難しくない。投資信託は、多くの人から小口のお金を集めてまとめ、専門の運用会社が株や債券などに投資していく商品なんだ。運用で得られた収益は、集めたお金を出した人に出資額に応じて分配される。
ミドリ:つまり、みんなでお金を出し合って1つにまとめてプロに運用してもらうってこと?
上野:その通りだ。だからファンドとも呼ばれる。投資信託は3つの専門機関が役割分担して運営される仕組みになっている。まず運用会社が「どこに、どれくらい投資するか」を決める。これを運用指図という。次に信託銀行がその指図通りに実際の売買を行い、集めたお金を安全に保管する。そして販売会社が私たちのような投資家に商品を売り、口座を管理して、分配金の支払いまで担当してくれる。それぞれが専門性を活かして分業することで、安全で効率的な運用が可能になるんだ。
ミドリ:へえ、そんなにいろんな会社が関わってるんだ。
上野:そうだ。さらに投資信託には「基準価額」というものがある。これは投資信託の値段のようなもので、最初は1口1円、1万口で1万円として始まる。その後は運用の結果に応じて毎日変動する。株や債券の値段に応じて上がったり下がったりするんだ。
ミドリ:じゃあ、投資信託を持っていても毎日値段が変わるんだね。




















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