「今さら聞けない…」資産形成の超基本のキ "お金を稼げる人"は、なぜ《投資信託》を勧めるのか
もう一つ、考えてみよう。 基準価額3万円の投資信託は割高なのか。当然、必ずしも割高とはいえない。
運用が始まってからの月日を経てリターンを積み上げた結果がその金額であって、中身が今後成長しない、体だけ大きな会社の割高な株になっているのかといえば必ずしもそうではない。もちろん中身の入れ替えもあっただろう。
基準価額が安いから不人気というわけではない
このあたりを分かりやすく例えるなら、100円の株式と1万円の株式があって、100円の株式が割安、1万円の株式が割高だと思ったらそれは間違いというのによく似ている。どちらも必ずしもそうは言えないことは、読者のみなさんなら分かるはずだ。
また基準価額が安いからといって不人気というわけでもなければ、高いから人気というわけでもない。市場が下がる局面であれば、どんなにいい投資信託でも下がる。逆もまたしかり。先々、大きく勝つもの、大きく負けるものであってもそうだ。
セゾン投信時代に「セゾン資産形成の達人ファンド」という投資信託を販売していたが、2008年の「リーマン・ショック」の際、一時4000円台まで下がったことがある。半分を割ったのだ。すぐにでも1万円に戻したいと思ったものの、5000円を割ったときは、5年は戻らないと覚悟を決めた。事実、戻るのにそれくらいかかった。
しかし4000円台になったからといって、その商品そのものが不人気になったわけではない。マーケットが下がった分だけ下がっただけだ。
投資信託には複雑な部分が少なくない。しかし、ここまでに挙げたことを頭のすみにでも置いてもらえれば、ずいぶんと見え方が違ってくるはずだ。
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