2026年のマーケットがスタートして1カ月が経過しようとしている。市場全体を俯瞰すれば、25年の状況から変化していない点と、26年になって新たに加わった材料がある。
まずは25年から変化していないこととして3点、指摘したい。
②主要国株の中で米国株のパフォーマンスが劣後
③コモディティー価格の上昇が極めて強い
例えば1月の3週目までに、MSCIの新興国株指数は6.9%も上昇している。同アジア株指数もプラス5.7%と好調。トルコ、南アフリカ、ブラジル、メキシコなどでは史上最高値を更新する堅調ぶりだ。
主要国株では韓国株が同期間に18.4%の上昇、日経平均株価もプラス7%、ヨーロッパのストックス600指数も2.7%上昇している。世界的に株価が好調を維持しているのだ。これに対し、アメリカのS&P500は1.0%の上昇にとどまり、底堅いものの他国に劣後している。
さえないマグニフィセント7
米国株の上値が重い要因の1つは、「マグニフィセント7」がさえないことだ。
1月第3週までにアルファベット、アマゾン、エヌビディアはプラスリターンだが、ほかの4銘柄はマイナスのリターンとなっている。アップルに至っては8週連続安という状況だ。
これまで米国株はマグニフィセント7などのメガテックが牽引してきたが、25年はそのストーリーが崩れ、どうやら26年もその傾向が継続している。これは逆に、これまで注目されてこなかった幅広い銘柄が物色されていることを意味する。
こうした環境の中、再びメガテック銘柄が評価されてくると、米国株式市場はほかの主要国を上回る好調な展開に転じることだろう。筆者は、その可能性は高いと考えている。
次に、コモディティー価格の上昇だ。



















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