思考と暮らしを変えるモノ選びのルール3選 人生がラクになる、シンプルライフの考え方

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好きなモノひとつで人生は変わります(撮影:堀口英剛)
モノ選びは、自分らしい人生を歩む第一歩。ガジェット、ファッション、日常のアイテムなど、モノに対するこだわりを語ったブログ「monograph(モノグラフ)」を2011年に開設して以来、今では月間で数十万人という読者に支持されている堀口英剛氏。初の著書である『人生を変えるモノ選びのルール』の筆者が、自身のモノ選びのルールについて伝えます。

モノの選び方は、その人の生き方や考え方に直結する

モノの選び方はその人の生き方や考え方に直結するというのが私の持論。せっかく多くの選択肢が選べる豊かなこの世の中だからこそ、一番自分が良いと思える「ときめくモノ」を側に置いておきたいと思いませんか。

私はポリシーとして自分が「これだ!」と思った「ときめくモノ」のみ、ブログ「monograph」に載せるようにしています。

こうしたブログを6年も続けていれば、自然と知識もつき目も肥えるというもので、製品の良し悪しや自分に合うモノか否かがひと目で判断できるようになりました。

私の周りにあるモノは、そんな自分と読者の厳しい目をくぐり抜けたこだわりのある逸品ばかり。すべてのモノに対して、私はそのモノの「良さ」と「持っている理由」を話すことができます。

「良さ」も「理由」もそれぞれですが、私が持っているモノには必ず「ストーリー」があります。その「ストーリー」を語るのが私の仕事です。

「ときめくモノ」というのは決してスペックや価格だけで語れるものではありません。「なぜ、それを持っているのか」「なぜ、それを選んだのか」という物語が重要なのです。

私は身の回りのすべてのモノに対してこの「ストーリー」を語ることができます。一つとして適当な理由で選んだモノはありません。毎日、毎朝、毎晩、ワクワクとときめきを感じています。それは別段私がポジティブな性格というわけではなくて、自動的に自分の気分が上がるようなモノを生活の随所に散りばめているから。

自分の気分やモチベーションを自分一人の力でコントロールするというのは並大抵のことではありません。相当自律心の強い人か意志の固い人でないと無理な話です。ですので私は、弱い自分を助けるために、元気づけるために「モノ」に頼っています。

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