思考と暮らしを変えるモノ選びのルール3選 人生がラクになる、シンプルライフの考え方

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・朝起きて最初に飲む一杯の甘い甘いカフェオレ。

・袖を通すだけで人に会いたくなる、風合い豊かなリネンシャツ。

・どこまでも歩いて行けそうな足になじむ革靴。

・どんな場所でも最高の音質を耳にダイレクトに届けてくれるワイヤレスイヤホン。

・触るたびに家に帰るのが恋しくなる使い込まれたキーケース。

どれも一つひとつが私の気分を少しだけ、ふわりと軽くしてくれるときめくモノたちです。このときめくモノが周りにあることによって、私の心の平穏は保たれています。

だからこそ、今求められているのは無駄なモノを省き、自分が本当に必要なモノと出会う力。 モノを見極める目こそが、現代を生き抜く最重要なスキルとさえ言えます。

ですから、私は自分のモチベーションを上げ、最善のパフォーマンスを出すために周りのモノには徹底的にこだわっています。私が持っているモノは、それぞれすべてがときめくモノ。

値段にかかわらず、「なぜ私がこれを持っているのか」胸を張って説明できるモノだけです。そのような自分が自信を持って選んだモノに囲まれていれば、自然と自分にも自信がついてくることでしょう。

あなたの周りにあるモノは、あなたが行った「選択」の結果。こだわりのないモノが周りに存在するとしたら、それはあなたが「なんとなく」で選択をしているという証拠です。

なんでも人にすすめられるがままに買っていたら、あなたの人生は他人にコントロールされているのと一緒です。自分で考え、本当に良いと思ったモノのみを選択する。

ここでは、その選択の方法として、自分で決めているルールを3つ紹介します。

マイルール1【1ジャンル1アイテム】

モノが好きな私ですが、ただ単に物欲に身を任せあれもほしい、これもほしいとさまよっているわけではありません。

むしろ量は必要なく、「なんでも」は必要ありません。無駄なモノはいらないのです。

極力無駄なモノを買わず、本当に自分が納得のいく逸品のみをそろえるために私が徹底しているマイルールが 「1ジャンル1アイテム」。

同じジャンルのモノは一つしか持たず、残さない、という非常にシンプルな決まりですが、これはモノ選びの目を養うために非常に有効なルールだと感じています。

PCもスマホもかばんもカメラもスピーカーも持ちモノのほぼすべてに、このルールが適用されています。

このマイルールがあることによってモノの整理と把握にもつながるのです。今の私にとって「カメラ」と言えばソニーのα7RⅡですし、「かばん」といえばMOTHERHOUSEのアンティークスクエアバックパック。「ジャンル=アイテム」そのモノとして認識しています。

このルールにおいて重要なのは「判断軸」を作れるということ。何か漠然と新しくほしいモノがあらわれたときに「これは今自分が持っているモノよりも良いモノなのか」という比較ができるという点に意味があります。

薄くて軽くて”頼れる”大切なメインマシン。MacBook 12インチ(撮影:堀口英剛)
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