さすが世界トップ層?上から目線の学生たち

米国トップスクールの教員はどんな「教育」をしているか?(後編)

 

著者撮影:学部向けミクロ経済学(今年は教えていない)の教科書たち。分厚い

学生からのシビアな評価は仕組み化されている

さて、前編(スタンフォードで痛感、教員はラクじゃないで書いてきたのは、いち大学教員の目から見た「教えること」についての話だった。そして、教員の労力が残念ながらかなりの部分、学生の苦情処理に使われてしまっている、そんな面もあると紹介した。

もっといえば、そもそも苦情が来ないよう予防線をはろうとして、神経や労力を浪費しているのだ、ということなのかもしれない。

こんな風になってしまう大きな理由として挙げられるのは、学生が教師をかなりシビアに評価する仕組みがあり、学生のほうにも遠慮がないことだろう。

僕が今まで教えたことのあるハーバード(学生時代にティーチングアシスタントとして)、イェール、コロンビア、スタンフォードの各大学では、学期の最後に必ず学生による授業評価が行われた。アメリカの大抵の大学にこういった制度があるのではないかと思う。

次ページ点数が極端に低いとクビ……?
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ミセス・パンプキンの人生相談室
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
  • 「コミュ力」は鍛えられる!
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
集中連載「日立 踊り場の先へ」<br>ガバナンス問われる英国原発

日立製作所が着々と進めてきた英国の原発計画。来年にはすべての認可を得て、進むか退くかの最終判断を迫られる。経済合理性は疑問だが、会長案件という思惑も絡む。今の日立はどう判断するか。まもなくガバナンス改革の真価が問われる。