親世代は知らないオープンキャンパスの秘密 高校生にとって夏に大学を知る絶好の機会だ

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ではオープンキャンパスで訪問する大学をどのように選べばいいのでしょうか。もちろん、志望校に行くのは当然ですが、それ以外となると、高校生の多くは、現在の成績にあった大学を選択しがちです。

確かに現実的な選択ではありますが、高校1年・2年であれば、行きたい学部のある難関大学のオープンキャンパスに参加することをお勧めします。

理由は3点。まず1点目に、高校1年・2年なら、地道に勉強をしていれば本人の想像以上に成績が伸びます。それを見越してオープンキャンパス参加校を決めたほうがいいでしょう。

2点目として、難関大のオープンキャンパスに参加すると、モチベーションが上がります。学生スタッフに触発されて勉強する気になった、という例もあります。

3点目としては、仮に難関大学で入学が難しいとしても、学部が同じなら、話の内容はそう変わらないからです。たとえば地方の高校生が首都圏の大学を志望しているのですが、オープンキャンパスに参加できなかったとしましょう。その場合、地元の国立大学のオープンキャンパスに参加し、学部説明会に参加すれば学部の概要などは理解できます。

以上、3点の理由から、どこか1~2校は、難関大のオープンキャンパスに参加するようにしてください。

事前にプログラムをチェックすべし

ときどき、「オープンキャンパスのプログラムはすべて参加しなくてはならないのか」、とのご質問を受けます。もちろん、そんな制約はありません。朝から夕方までいてほしい、という思いは大学側にはあります。中には、この思いが強すぎて、学長や学部長などのあいさつが一番最初、という大学もあります。

ただ、これまでオープンキャンパスを見学してきましたが、学長・学部長のあいさつはそれほど面白いものではありません。わざわざ聴かなくてもいいでしょう。

オープンキャンパスは開催日が集中することがあるので、事前にどんなプログラムがあるか調べておくことです。1日2校くらいなら余裕はありますが、3、4校となると、1校につき1プログラムですぐ次へ移動。昼食などは、二の次、三の次になってきます。

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