「成績ダウンに悩む子」に親がかけるべき言葉 子どもにはわからない「俯瞰の視点」がある

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子どもが塾の進度についていけなかったことを隠していました…(写真:syanon / PIXTA)

※石田勝紀先生へのご相談はこちらから

【質問】
中学1年生の娘がいます。娘は、小学校低学年の頃から勉強を熱心にし、負けず嫌いで頑張り屋さんでした。そのため成績もよく、心配などしたことがありませんでした。しかし、小学6年生から通いだした塾の進度についていけなかったようで、塾の中での成績は下から数えたほうが早いという状態でした。そのことをずっと(約1年間)親にうそまでついて内緒にし、隠していたようです。うそがわかったときは、強くしかることをせず言い聞かせる形で対応し、自分のためにならないことや、成績が悪くてもしからないから、一緒に頑張ろうと伝えました。しかし、以前のようなやる気を感じることができずに、不安を感じています。ちなみに、その塾はまだ続けています。
どうすれば、やる気が出るのかわからず、モヤモヤした気持ちで過ごしています。本人に「塾をやめてもいいよ」と言ったのですが、「やめる」とは言いません。これからというときに、息切れしたようで、不安でたまりません。やる気を出させるには、どうしたらいいでしょうか?
(仮名:星野さん)

負けず嫌いな子は、一歩間違うと真逆の方向へ

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ご相談のように、中学受験をするために有名進学塾に入り、それをきっかけに自信を喪失することや、中学時代はトップであったが、トップ高校に入ると成績は下のほうになり、一気にやる気を失ってしまうというケースはよくあります。

もちろん初めは、本人の能力が下がったわけではなく、単に相対的に下がっているように見えるだけなのですが、当の本人はそのように感じることはできません。ここで一念奮起する子もいますが、そのような状態が続くことで、心が折れていき、やがてそれまでやっていた勉強もおろそかになり、もともと持っていた学力まで落ちていくという状態になることがあります。

特に星野さんの娘さんのように、負けず嫌いな子というのは、3つのパターンに分かれることが一般的です。負けず嫌いというのは、とてもよい特徴なのですが、これが一歩間違うと真逆の方向へ進んでしまいます。

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