一流の経営者は在任中に3回変身している

社長が変われない会社は自壊していく

最初は自分1人だけの「激烈さ」で引っ張ったとしても…(写真:sidelniikov / PIXTA)

起業して会社をつくると、社長は経営者という立場になります。なんとか事業を軌道に乗せたいと思って必死になる。真っ先に取引先に飛び込む。なにごとも率先して自分で取り組む。時に社員に対して激高したり、社員と激しい口論になったりします。

とにかく、立ち上げた事業を成功させたい、うまく軌道に乗せたいと思っているからです。そのような創業社長に反感を持ったり、批判したりする社員も出てくる。多くの創業を見てきましたが、創業期の対立はよく起こるものです。

社員は創業社長の必死さを理解するべき

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この場合、社員は創業社長の必死さを理解するべきです。もちろん、公序良俗に反する、あるいは、法に触れるようなことを創業社長が行おうとしたら身を挺してでも諫言(かんげん)しなければなりません。それでも諫言を聞き入れず、事を行うということであれば退職するのもいいでしょう。

ただ、そうでなければ、とにかく創業社長の思うように経営をさせたほうがいい。多少、稚拙なところがあっても、周囲が創業社長の心を読み取り、補うことで事業を共に推し進めていく。そういう心持ちで会社を挙げて、事業を出発させていくことが大事だと思います。

もちろん、創業社長も自己中心の判断は許されない。とらわれず、こだわらず、偏らず、ひたすら事業が発展路線に乗るように、誰にも負けない強い思いがなければなりません。その一生懸命さから出てくる「激烈さ」は、大いに許されることであり、そういう「激烈さ」がなければ、軌道に乗せることはできないでしょう。

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