佐藤優「月間300冊の読書は、これで可能だ」

「2種類の速読」に池上彰も驚く、その秘訣は?

「何を」「どう」読めば、「自分の力で世の中を読み解ける」のでしょうか(撮影:吉野純治)
あらゆるニュースをわかりやすく「解説」することで国民的な注目を集めている池上彰氏。世界情勢から政治・経済・宗教まで誰にもマネできない鋭い「分析」を出しつづけている佐藤優氏。
2人が膨大な知識を蓄積し、世の中を読み解きつづけられる「知の源泉」は、彼らが毎日実践している「読み方」にある。
2人の「新聞・雑誌・ネット・書籍の読み方」の極意を1冊にまとめた新刊『僕らが毎日やっている最強の読み方』が発売され、早くも14万部を突破するベストセラーとなっている。
「何を」「どう」読めば、2人のように「自分の力で世の中を読み解ける」のか?「知識と教養」を身に付ける秘訣は何か? 新刊『僕らが毎日やっている最強の読み方』の内容を再編集しながら、その極意を紹介していく。

驚異的な読書量をこなす秘訣

『僕らが毎日やっている最強の読み方』は14万部を超えるベストセラーになっている(書影をリンクするとアマゾンのページにジャンプします)

池上:私は日々、複数の新聞や雑誌に目を通すだけでなく、子どもの頃から本が大好きで、NHK時代も年間300冊以上は通勤時間を使って読書していました。佐藤さんは、ベストセラーになった著書『読書の技法』にも書かれていましたが、「月平均300冊、多い月は500冊以上に目を通す」ということですよね。

佐藤:はい。複数の新聞や雑誌のほかに、そのくらいの書籍には、毎月目を通しています。

池上:これは、かつての私の10倍以上の冊数です。原稿の締め切りが毎月90本近くある中で、その読書量を維持しているのは驚異的ですね。

佐藤:といっても、私も最初から大量の本を読みこなせたわけではありません。試行錯誤の末、「熟読」と「2つの速読」を使いこなすことで、大量の本を読みこなせるようになりました。

池上:なるほど。では、今回は佐藤さんの「本の読み方」を、ぜひお聞かせください。

次ページまずは「本を仕分ける」のが大切
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 働き盛りでがんになった人たちの行動
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • トクを積む習慣
  • ネットで故人の声を聴け
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
消える仕事、残る仕事<br>1億人の「職業地図」

コロナ、AI、脱炭素――。私たちの雇用を取り巻く環境が激変しています。今後、どんな職業を選ぶかは死活問題に。2030年に向け「消える仕事」「残る仕事」36業種、「会社員の価値」がわかる9職種を掲載。本特集が職業を改めて考える機会になれば幸いです。

東洋経済education×ICT