池上彰、佐藤優の「ネット検索」驚きの6極意 「グーグル検索」は非効率!どうすればいい?

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ネット検索をする際に注意すべきこととは(撮影:吉野純治、風間仁一郎)
あらゆるニュースをわかりやすく「解説」することで国民的な注目を集めている池上彰氏。世界情勢から政治・経済・宗教まで誰にもマネできない鋭い「分析」を出しつづけている佐藤優氏。
2人が膨大な知識を蓄積し、世の中を読み解きつづけられる「知の源泉」は、彼らが毎日実践している「読み方」にある。
2人の「新聞・雑誌・ネット・書籍の読み方」の極意を1冊にまとめた新刊『僕らが毎日やっている最強の読み方』が発売され、発売初日に12万部を突破するベストセラーとなっている。
「何を」「どう」読めば、2人のように「自分の力で世の中を読み解ける」のか?「知識と教養」を身につける秘訣は何か? 新刊『僕らが毎日やっている最強の読み方』の内容を再編集しながら、その極意を紹介していく。

「ウィキペディア」は信用できない

『僕らが毎日やっている最強の読み方』は12万部を超えるベストセラーになっている(書影をリンクするとアマゾンのページにジャンプします)

佐藤:最近は何か調べ物をするときに、インターネットを使う人が圧倒的に多いですよね。

池上:そうですね。ただ、ネット上の情報は「信憑性」の問題があり、注意が必要です。私はネットには「不正確な情報がある」ことを前提に見るようにしています。

佐藤:最近は、何でも「ウィキペディア」の説明を見てわかった気になる人がいますが、ウィキペディアでは長い間、私の出生地が間違っていましたからね。

池上:私もずっと出身高校が間違っていました。

佐藤:自分に関する記述が不正確なものは、やはり信用できません。ネットで調べ物というと、ウィキペディアよりも、まずグーグルで検索するという人は多いと思いますが……。

池上最近のグーグル検索は「使い勝手」が悪いですね。まずはその話からしましょう。

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