佐藤優が毎日やっている「資料整理」5大極意 「手間は最少」「時間は最速」スゴすぎる秘訣は

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佐藤流「ネット記事の保管術」のコツとは?(撮影:梅谷秀司)
あらゆるニュースをわかりやすく「解説」することで国民的な注目を集めている池上彰氏。世界情勢から政治・経済・宗教まで誰にもマネできない鋭い「分析」を出しつづけている佐藤優氏。
2人が膨大な知識を蓄積し、世の中を読み解きつづけられる「知の源泉」は、彼らが毎日実践している「読み方」にある。
2人の「新聞・雑誌・ネット・書籍の読み方」の極意を1冊にまとめた新刊『僕らが毎日やっている最強の読み方』が発売され、早くも13万部を突破するベストセラーとなっている。
「何を」「どう」読めば、2人のように「自分の力で世の中を読み解ける」のか? 「知識と教養」を身につける秘訣は何か? 新刊『僕らが毎日やっている最強の読み方』の内容を再編集しながら、その極意を紹介していく。

新聞の電子版で切り抜きもデジタル化

『僕らが毎日やっている最強の読み方』は13万部を超えるベストセラーになっている(書影をリンクするとアマゾンのページにジャンプします)

池上:私は新聞は、もっぱら昔ながらの紙に印刷されたもので読んでいて、毎日11紙に目を通しています(池上彰も唸る、佐藤優の「新聞の読み方」3極意)。佐藤さんは電子版を活用されているということでしたね。

佐藤:はい。私も新聞は10紙をチェックしていますが、2年ほど前から新聞の約8割を電子版に切り替えて、毎朝、アイパッドやパソコンで読んでいます(池上彰も唸る、佐藤優の「新聞の読み方」3極意)。そのほうが速く読めるんですよ。雑誌についても、紙でも読みますが、「dマガジン」も愛用しています(池上彰も驚く、佐藤優の「dマガジン」活用法)

池上:私は新聞も雑誌も、もっぱら紙で読むのが長年の習慣になっていて、新しいツールを試す時間がなかなかとれずにいます。佐藤さんは、電子版で読んだ記事は、どう保管しているのですか?

佐藤:記事の保管で重宝しているのが、「エバーノート」「ドロップボックス」のウェブ上にデータを保存できるサービスです。「ネット記事の保管術」にはいくつかコツがあるので、それをお話ししましょう。

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