佐藤優が毎日やっている「資料整理」5大極意 「手間は最少」「時間は最速」スゴすぎる秘訣は
池上:ちなみに、紙で読んだ記事は、どう保管しているんですか?
紙の記事は「テレビを見ながら」スキャンする
佐藤:紙で読んで気になった記事も、切り抜いてスキャンし、PDFで保存しています。「エバーノート」の文字認識機能は優秀で、画像中の文字でもテキストとして検索できるんです。
池上:紙の記事もデジタルで保管するんですね。わざわざスキャンするのは手間ではありませんか?
佐藤:慣れたらラクですよ。富士通の「エバーノート」に連動した特殊なスキャナーを愛用していて、名刺管理にも本当に便利です。スキャンしようと思う資料や名刺はひとまとめにしておいて、映画やロシア語のニュース番組を見ながら、パパッとスキャンしてしまうんです。
池上:佐藤流の時間の有効活用術ですね。「新聞や雑誌、ネットの気になる記事をどう保管すればいいか」に頭を悩ませているビジネスパーソンは多いと思います。佐藤さんの技法は、大いに参考になりそうですね。
佐藤: 情報整理のコツは大きく2つです。ひとつは「整理にかける時間と労力を極小にする」こと。「整理のための整理」になっては意味がないですから。もうひとつは、どんなに頭のいい人でも、すべての情報を頭に記憶することはできません。だから、クラウドを使うわけですが、「間違った使い方」をすると、クラウドが「ゴミ箱」になりかねません。私のやり方をそのままマネするのではなく、いざというときに「必要な情報」に最速でたどり着ける「自分なりの上手な整理術」を身に付けてほしいですね。
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