佐藤優が毎日やっている「資料整理」5大極意 「手間は最少」「時間は最速」スゴすぎる秘訣は

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佐藤:「きちんと読んでから保存」するのと併せて大切なのは、やみくもに何でも保存するのではなく、「保存するに値する情報かどうか」をきちんと吟味、精査してから保存することです。

クラウドが「ゴミ箱」になっていませんか?

【佐藤式保管術3】「吟味・精査してから」保存する

池上:クラウドの場合、いくら大量に保存しても邪魔にはならないので、つい余計なものまで保存したくなってしまう傾向がありますよね。

佐藤:私のまわりのビジネスパーソンを見ても、目についた記事を何でもやみくもに保存して、クラウドが「ゴミ箱」になっている人は、意外に多いですからね。

池上必要なときに引き出せない情報をいくらため込んでいても、それは何ももっていないのと同じ、ということですね。

【佐藤式保管術4】タグ付けなど「情報の仕分け」はしない

佐藤:もうひとつ「エバーノート」を使っている人でよく失敗しているのは、「タグ付けなどの整理に時間をかけすぎている」ケースです。「エバーノート」を使うなら、情報は仕分けせずに、どんどん入れて、タグ付けなど面倒な整理作業は、必要最小限にとどめることです。

池上:でも、仕分け作業をしないと、あとで困ることはありませんか?

佐藤「エバーノート」の場合、文字の検索能力が非常に高く、検索をすれば、必要な情報にたどり着けるんです。検索して簡単に見つけられるなら、「きれいに整理」すること自体が目的ではないので、わざわざ分類して整理する必要はないですよね。

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