週刊東洋経済 最新号を読む(5/16号)
東洋経済オンラインとは
ライフ

「自宅を片づけられない人」はトヨタ式に学べ モノの適正量を知れば、もう悩まなくて済む

9分で読める
  • 香村 薫 ライフオーガナイザー/ミニマライフ.com代表
2/6 PAGES

私はこの「見える化」を家の片付けに取り入れる時に「モノの適正量」に注目しました。今までは、すべてのモノをひとつずつ手に取り、順番に「好きか嫌いか」「必要か不要か」といった判断基準で分けることが多かったのではないでしょうか? これだと、「いったん片付いた!」という解放感でついまた買ってしまい、気づくと再びモノであふれた空間にリバウンドしてしまいます。

私は小さい頃からモノを厳選して暮らしていたので、モノの適正量に敏感でした。持っているモノの数には、必ず理由があります。そして、私が片づけをアドバイスしているお客様に「モノの適正量を決めましょう」とお伝えすると、ほとんどのケースでお客様の「片づけスイッチ」がONになることを体感しました。自分(家族)の数値が決まれば、手を動かしやすくなるのです。

ひとつ買ったらひとつ捨てる、では永久に片付かない

「ひとつ捨ててから、ひとつ買う」を実践してみてください

当たり前ですが、モノは家の中に勝手にやってくるわけではありません。誰かが持ち込んでいるのです。

ダイエットに例えれば、食べていないのに体重がリバウンドすることはないのと同じ。もちろん、自分の意志で食べているのです。片付けのリバウンドも原因は同じ。結局は「買いすぎ」なのです。

買いモノが趣味という方。買う前に、家からモノを出す作業をしていますか? 「ひとつ買ったらひとつ捨てる」では自分に甘くなり、結局捨てられません。ぜひ「ひとつ捨ててから、ひとつ買う」を実践してみてください。買い忘れても生活に支障がないことに気づいて、結局買わないですむ、ということに気づくと思います。

「買いモノ好き」は暮らしを変えたい願望の表れ

買っているものにかたよりがあるケースがほとんどです

買いモノが好きという方、自分がどうして買いモノが好きなのか、きちんと考えたことはありますか?

実は服ばかり買っているなど、ジャンルに偏りがあるケースがほとんどです。特定のジャンルのモノを買うことで「何か(うまくいかない)状況が変わるはず」という思いが購買意欲を増長させているケースがあります。

次ページが続きます:
【タオルを何枚持っているか把握していますか?】

3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象