デキる人は「一流MC」の資質が備わっている

「ネオ木本武宏」はMCに向いているか否か

一流のMCへの第一歩を踏み出すには?(撮影:梅谷秀司)
わたくし、TKO木本武宏が複雑な現代の世の中をエキスパートから教えてもらう対談。年末スペシャル編3回目も『一流のMC力』の著者で、元日本テレビの敏腕プロデューサー三枝孝臣さんに来ていただきました。前回はひな壇芸人と一本立ちMCを分けるものについて伺いました。最終回は、僕がどうやって変われば、一流のMCへの第一歩を踏み出せるか――。究極の質問をぶつけました。

人の話を上手に聞き流せますか?

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木本:本でも強調されていますが、MCはしゃべるよりも聴く力が大事だと。それはわかりますが、さらに言えば「聞き流すのも大事」、というのは新鮮でした。その意味について教えてください。

三枝:自分がMCとして進行しているとわかると思いますが、1つのエピソードに入り込んでしまうと、次にうまく回せない時があります。今回の筋立てだと、あまり拾っても大きく展開できない、でも聞いてあげないと、その人が気分良く帰れない。気持ち良くさせながら次の進行を考えて、「聞き流し」が上手にできると、番組ぜんたいがスムーズに回っていくということですね。

木本:それは高度ですね。「ちゃんと聞いているよ」と見せるコツはありますか。

三枝:ほかのことを考えながらも、相手の目をずっと見て、頷くってことですかね。

木本:本には言葉尻を拾うといいと書いてあります。

三枝:途中聞かなくても「秋田はいいですね」、と聞かれたら、「やっぱ秋田ですね」まで拾うとか。

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