三枝:家電もそうですが、オタクっぽい力が男性目線にないところにあるとギャップが見えて面白いです。
木本:オタク系で男なら好きで当然の方向ではつまらない。
三枝:アニメとか、機械じゃなくて、女性的でマニアックなジャンルがいいですよ。それがあればそのジャンルでも食えちゃうような。
木本:ここでカミングアウトしますが、僕は少女漫画が大好きなんです。今度ドラマ化された「東京タラレバ娘」なんかでも、バッチリ語りますよ。今までも、隠していること多いんでよ。自分はオネエかっていうくらい、化粧ポーチを持ち歩いているんですが、そこも見せるべきですかね。
三枝:それ最高ですね。どんどん見せたほうがいいですよ。全化粧品メーカーのファンデーションのノリをチェックしているとか、イケると思いますよ。
木本:BBクリームだけで1時間しゃべれますよ。
三枝:その方向をもっともっとアピールしましょう。意外なクライアントから声が掛かるかも。そこでビジネスが生まれて、僕の『一流のMC力』で学んだことが発揮できるんじゃないですか。
木本:秘密にしていることをどんどん出します。なんか木本最近変だなと思われた方は、三枝さんのせいだと思ってください。
三枝:男性の芸人さんで化粧品に特化している人はいませんから、ちょっと面白いですね。
オネエ言葉を意識すると仕事が来る?
木本:渡部建は飲食店の情報がすごいじゃないですか、でも僕も美容ジャンルならば勝てるかも。
三枝:そこに行くのは、すき間としては抜群ですね。
木本:しゃべり口調も変わってしまうかもしれませんね。でもオネエ口調が激しいと、ひな壇のままかも。
三枝:そういう雰囲気を作れれば、新しい仕事が来るんじゃないでしょうか。
木本:それはそれで魅力ですね。
三枝:萩本さんもオネエ言葉でしゃべります。それも狙いです。関西弁はツッコミが柔らかくなりますが、東京弁の「バカヤロー」はどうしても厳しい口調に聞こえるので、意識してオネエっぽくしゃべっているんです。オネエっぽいというのはかなりいいです。
木本:年齢的にも異性にモテたいは卒業したので、テレビでもっと重宝されたいですね。今日からはネオ木本になります。
三枝:いや、オネエ木本に乞うご期待でどうでしょう(笑)。
木本:僕の新しい魅力を発見していただいて、今日は本当にうれしかったです。
(構成:高杉公秀)
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