人間はサメとどのように共存していくべきか 多くのサメが絶滅の危機に直面している

✎ 1〜 ✎ 43 ✎ 44 ✎ 45 ✎ 46
拡大
縮小
サメはこの先どうなっていくのでしょうか?(撮影:尾形文繁)
夏休みシーズンにお送りしている「基礎から知りたい!」。子どもたちからも熱い視線を浴びているという「サメ」について学んでいます。講師は、引き続き世界で唯一のシャークジャーナリスト沼口麻子さん。サメは世界に500種類以上いるそうですが、そのうち15.5%が絶滅危惧種なんだそうです。4日連続夏休み特集の最終回は、人類とサメの共存について伺いました。 

ホホジロザメ、ジンベエザメは絶滅危惧種

木本:サメはこの先どうなっていくのでしょう。個体数は増えているんでしょうか?

この連載の過去記事はこちら

沼口:世界には500種類程度いますが、15.5%が絶滅危惧種です。よく知られているホホジロザメ、ジンベエザメもそこに含まれています。日本にもいるアカシュモクザメなども同様です。

木本:誰でも知っている御三家が絶滅の危機にあると。

沼口:はい。それだけではなく、たとえばウバザメ、シロワニといった、サメが絶滅危惧種だと評価されています。

木本:サメを取り巻くというか、海の生態系が崩れてきている? 主な原因は環境破壊ですか。

沼口:いちばんは環境破壊ではないでしょうか。サメは高次捕食者といって、海の生態系の頂点にいるので、この頂点に異変があるとすべてのバランスが崩れてしまいます。海の中に及ぼす影響も大きいんです。ですから絶滅前の保護、乱獲を防ぐなどの対策が必要です。

次ページかつての乱獲が現在の個体数減をもたらした?
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
パチンコ、「倒産」と「リストラ」ドミノの深刻背景
パチンコ、「倒産」と「リストラ」ドミノの深刻背景
パチンコ業界で「キャッシュレス」進まぬ複雑背景
パチンコ業界で「キャッシュレス」進まぬ複雑背景
イオン、PB価格据え置きの「やせ我慢」に募る憂鬱
イオン、PB価格据え置きの「やせ我慢」に募る憂鬱
「イトーヨーカドー幕張店」激戦区の大改装に差した光明
「イトーヨーカドー幕張店」激戦区の大改装に差した光明
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT