そして新年早々バレてしまう「人として」の致命的な故障が、新年会でバレる「自制心の欠如」である。
酔って「自制心」を失っていませんか?
二流の人に限って、新年会では、年始の「断糖宣言」空しく、山盛りのご飯におじや、雑炊と、糖質フルコースで血糖値を上げまくる。アルコールの量は当然コントロールせず、理性は年始早々、吹っ飛ぶのだ。
自分が支払う5000円の会費の元をとるべくフルスロットルで飲みまくり、楽しむためというより、「元をとる」ために必死で強欲な二流の人たち。
ほろ酔い加減で自制心が薄れてくると、後先考えず大切な友人・知人にすら絡みまくって後悔するのみならず、「あれはアルコールが入っていたから……」などと、自分に免罪符を与えまくるのだから、もはや始末に負えない。
挙句の果てには、酔った勢いで、元カレや元カノにふとメールを送ってしまったり、悪酔いして怒ったり泣きだしたり、下手したら隣の人を殴りだしたりする人は、再起不能の三流に転落しているのである。
つい先日も、成人式で飲み騒いで会場から追い出された、成人になった途端に二流に転落している一部の新成人の恥ずかしい実態が、「季節の風物詩」のように報道された。
成人式のような大切な日の今一瞬を享楽的に過ごし、後に恥ずかしい後悔の日々を送るのは、新成人にかぎらず、旧成人にも共通する「二流への登竜門」である。
一言で言えば、いまも昔も二流の人は「アトサキ考えた自制心」が欠落しており、新年早々、「食欲」「性欲」「金銭欲」といった、すべての欲望に相変わらず全敗してしまうのである。
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