職場ストレスは「ムダ話しない空気」が元凶だ

ストレスチェックの結果から見えてきたこと

今年から実施が義務化された「ストレスチェック」の結果が出てきました。そこから浮き彫りになった職場環境の問題とは?(写真:wavebreakmedia / PIXTA)

こんにちは。生きやすい人間関係を創る「メンタルアップマネージャⓇ」の大野萌子です。

読者の皆さん、「ストレスチェック」はもう受けましたか。結果はいかがでしたか。10月初旬の全国労働衛生週間の前までに実施する企業が多いので、すでに結果がお手元に届いている方も多いと思います。結果を見た方からは、「ま、こんなもんかな…」や、「高ストレスに該当しているけど、仕事が忙しいので当然の結果」などの声を多く聞きます。

ストレスチェック初回は、中小企業ほど「駆け込み」

2015年末に法制化されたストレスチェック制度は、職場のメンタルヘルス対策の一環として、個人の現状把握や職場の問題をキャッチして予防することを目的としています。フィジカルな健康診断とともに精神の状態も把握しようという意味合いの大きいものですが、実際には、きちんと目的が伝達されていないことも多く、受検者が伸び悩んでいるのも実情です。実施する企業側は義務でも、受ける従業員に受ける義務はないので、「忙しいからやらない」という方も多いのです。忙しい方ほど、受けて欲しいのですが。

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そして、制度の実施期限11月末を目の前にして、慌てて取り組んでいる企業も目立ちます。予算が組まれている大企業は早々と実施する傾向がありましたが、比較的小規模の企業に、駆け込みの傾向は顕著です。夏の時点で、「まだ計画すらしていない」と回答している企業が全体の4分の1というデータもあり、ギリギリまで様子見をしていたことがうかがえます。

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