ヘイトコンテンツ市場3分類
本日は長丁場のコラムなのだが、2週間に分けて延々とこのネタで引っ張れないので多めの文字数、失礼させていただきたい。
いわゆる極右、ネット右翼、右派知識人と呼ばれる人は、おおまかに“カルト”と“被害者”と“詐欺師”に3分類できるので、そんな彼らを概観してみよう。
ガラパゴス化が進むカルト宗教
まず“カルト”の皆さんだが、彼らは地球上のすべての問題は韓国人と中国人がいなくなれば解決すると信じている。この人たちに言わせれば、失業しているのも、結婚できないのも、昨日自転車が盗まれたのも、ソニーでリストラが横行しているのも、今朝方100円落としたのも、コートを昨夜のパーティ会場に忘れてしまったのも、すべてのストレスが朝鮮半島に向かう。
これは私にとっては甚だ迷惑な話だが、こういう病的な反応を示す人は韓国にも中国にも存在するので、お互いを他山の石としたい。
病状の原因だが、彼らは広い視点で多様なコンテンツに触れる前に、内輪コミュニティで意見を固めて情報ルートを遮断し、内部純化が進む結果、思想のガラパゴス化が起こり特殊な進化を遂げる。
そしてそのガラパゴスでは戦時と同じ集団心理の興奮状態に陥り、新大久保で“今日は在日の子供を殺しに来ました”とエスカレートさせることでしか認知欲を満たせない。彼らは日頃の無力感を社会的弱者を創って差別することで、自分が怒れる対象を探してしまっている。
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