最後に本コラムを終える前に、私は3年B組の金八先生にこの言葉を贈りたい。
「コーラコラコラコラ、このバカチンが! 金八先生は腐ったミカンになったら駄目なんだ。コラ!」
金八先生が、私は好きだった。彼の持ち前の思いやりや優しさを、私をはじめとする日本で生まれ育ち、日本に愛着を抱いている外国人にも振りまいてほしいものである。
小学生のとき、正義のため、弱者のために戦う先生の姿は、社会的マイノリティである在日外国人の私にとって心強かったものだ。暮れなずむ国の光と影の中、去りゆく金八先生に惜別の意を捧げる次第である。
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