40代は若者の安全志向と開放性を侮るな

人が育つ環境と心構えとは何か

「日本企業の強みは人が人を育てる連鎖です」(常見陽平)

東洋経済オンラインに集いし労働者・学生・市民諸君!「若き老害」こと常見陽平である!

前編「『本当に営業が強い会社』は意外とムダがある」(8月5日配信)に続き『人材が育つ営業現場の共通点』(PHP研究所)をリリースしたばかりの北澤孝太郎さん、『はじめての社内起業』(U-CAN)著者の石川明さんとの座談会をお届けしよう。今回は「仕事で成長する」ということについて、トコトン語り合った。

人材を育てるために

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常見 陽平(以下、常見):世の中には営業の本がたくさんあります。まあ、営業本に関して言うと、「元リクルートのトップ営業マン」は何人いるんだという問題もありますが(笑)。北澤さんはそんな中で、なぜ『人材が育つ営業現場の共通点』(PHP研究所)を書こうと思ったのでしょうか。

北澤 孝太郎(以下、北澤):新しい技術が進んでいく一方、ノウハウを職場で共有する環境は整っていないと感じているからです。できる営業マンの先輩や上司が一方的にアドバイスする風土だと、その会社は行き詰まってしまうでしょう。

というのも、昔のように、タクシーで都内を何軒も回ったり、接待をしまくったりするような方法は通用しません。そんなことよりも、テクノロジーをつかってタイムリーに、人に嫌われないように営業したいのが今の若者です。「人に嫌われてもいい、数撃てば当たるぞ」と、従来の価値観で説教した瞬間に、若者は離れてしまいます。

次ページ貴重な機会はエースの先輩がやってしまう…
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10年前に統合構想が破談になった三菱重工業と日立製作所。その後両社は対照的な道を歩み、2009年に伯仲していた時価総額は今や日立が大きく上回っています。本特集では明暗が分かれた三菱重工と日立を主軸に、製造立国・日本の生きる道を探りました。

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