年金の基本を知ると「損得」まで見えてくる!

意外と知らない「5つの超常識」

年金は、知らないと損をすることがたくさんある(撮影:今井康一)

大学卒業後、飲食業界に就職し、現在は営業部長として、バリバリ仕事をこなすAさん(40代)。先日、大学時代の友人で10年前に起業しているBさん(40代)と久しぶりに飲んだときの事です。

年金見込み試算額をみてみると…

Bさんがたまたま年金のセミナーを受けてきたらしく、「これが老後の現実らしいぞ」と言って、スマホで見られる『ねんきんネット』のページで自分の年金見込み試算額を見せてきたのでした。

正直、自分の年金なんて、ちゃんと見たことがないAさんでしたが、Bさんの年金額を見てから自分の年金が気になってしまい、帰宅後さっそく自分も『ねんきんネット』の手続きをして、数日後に年金見込み試算額をみてみると……。

『あれ、なんでBさんと同じくらいもらえちゃうの!?』

実は友人Bさんは同期の中でも出世頭。現在は、従業員200名ほどいる不動産会社の社長で、毎月300万近くの報酬をもらっていることをAさんは知っていたのでした。月給65万円の自分は、Bさんの年金よりはるかに少ないだろうと不安だったのに、なぜかそこまで差がないことに驚くばかりでした。

日本に住む20歳以上のすべての人が加入する年金。みんな当たり前に国民年金や厚生年金に加入し、保険料を払って、将来は年金生活になるけれど、正直年金のことはよくわからないという方は多いのではないでしょうか。

そこで、今回は、重要だけど意外と知らない年金の決まりについて、ポイントを5つに絞って解説していきます。

1. 年金は、「ひょうげつ」62万円で頭打ち

会社員が加入する厚生年金。老後にもらえる年金を老齢厚生年金といいます。老齢厚生年金は原則65歳以降、加入していた時の報酬に比例した金額がもらえます。

次ページ年金のベースとなる「ひょうげつ」
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 夢を諦めない「脱会社員の選択」
  • 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 新型コロナ、「新しい日常」への前進
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
トレンドライブラリーAD
人気の動画
早慶上理・MARCH・関関同立、少子化でどうなる?
早慶上理・MARCH・関関同立、少子化でどうなる?
築40年超「老朽マンション」丸ごと建て替えの大問題
築40年超「老朽マンション」丸ごと建て替えの大問題
山手線2日間運休「渋谷駅大工事」何をどう変えた
山手線2日間運休「渋谷駅大工事」何をどう変えた
「料理が突然、上手になる」たった1つの簡単秘訣
「料理が突然、上手になる」たった1つの簡単秘訣
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
日米の躍進銘柄を総まくり<br>発掘! 未来の成長企業

米国の株式相場上昇に目を奪われがちですが、日本でも未来を牽引する成長企業は確実に育っています。本特集では「新興成長企業」や「トップの通信簿」などのランキングを掲載。GAFAMやメルカリの次の新主役を探しましょう。

東洋経済education×ICT