デキないオトコとデキるひとは実際の学びかたにも大きな違いがあります。知識やスキルの獲得が目的な、RPG的デキないオトコの学びかたには3つの共通点があります。
「オレ今、専門用語使っている」感にドヤ顔
1. オレ、ソレ知ってる!
用語や理論を知る、わかることを目指す。覚えた用語や理論が職場で出たとき、「オレ、ソレ知ってる!」感がうれしいからです。たとえばマーケティングを学んだデキないオトコが、会社のエラい人が会議でマーケティングの4P(Product、Price、Place、Promotionというフレームワーク)が……と語る瞬間ニヤっと笑う。オレも知ってる!といううれしさがこみ上げてくるのです。
2. オレ、専門用語使ってる!
デキないオトコは覚えた専門用語を口にするのが至福の瞬間。「オレ今、専門用語使っている」感が、自分もデキるひとの仲間入りと勘違いさせるようです。4Pって知ってる?と語っているときのデキないオトコの表情がドヤ顔なわけです。
3. オレ、カタチ通りにやれてる!
デキないオトコは形式的に正確に覚えることにこだわります。「オレ、カタチ通りにやれてる」感が、仕事デキてると勘違いさせます。4Pのフレームワークに何かしら書き終わったら、別に仕事が進んでなくてもご満悦なのがデキないオトコの特徴です。
結果的に、知識はあるけどパフォーマンスが高くないので、周りの評価は「知っているだけの使えない人」。デキないオトコが学んでも「使えない人」止まりなのは「知識やスキルの獲得」にこだわった学びかたに原因があります。
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