アップルCEOの母校の、超プレゼン特訓法 米国人のプレゼンは、ジョブズ並みって本当?

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コストは、授業料、寮費、生活費などを含めて、年間4万ドル程度。アメリカへの平均留学費用の半分以下だ。1年間でMBAが取得できるのも魅力のひとつとなっている。

経済事情でアメリカのビジネススクールに留学できない秀才が、インド全土から押し寄せ、在校生のほとんどがGMAT720点を超えているという。たとえば、大橋さんのルームメート、3人の経歴はこんな感じだ。

*マンミート・シンさん(29) 英オックスフォード大学大学院卒業、KPMGの元コンサルタント。

*トミン・ポールさん(27) インド・オスマニア大学卒業、グーグル(オーストラリア)の元オンライン広告担当。

*プラティーク・アガワルさん(26) インド工科大学卒業、ITベンチャーを創業し、一財産を築く。

インド全土から押し寄せる秀才たち

授業はすべて英語で行われ、カリキュラムも欧米のビジネススクールと同じ。扱う企業事例も、ハーバード・ビジネススクールと同じものを使うことが多いという。事例となるインド企業はTATA社、Hero Honda社など、一部に限られている。

「カリキュラムと教科書は同じですが、教えるスタイルは、短期間で大量のケースを読ませる詰め込み型です。アメリカのビジネススクールが、プレゼンテーションスキルなど、ソフトスキルに重点を置いているのに対し、インドでは実務重視ですね。また、ハーバードが作成したケースでも、『インド企業にどう適用できるか』といった議論を結構やりますね」

宿題のやり方にしても、デュークの学生とは全然違うという。

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