アップルCEOの母校の、超プレゼン特訓法

米国人のプレゼンは、ジョブズ並みって本当?

帰国子女じゃないから、英語はできなくてもしようがない、と心の中で言い訳をしていた自分に気づいた瞬間だった。

「目標を達成するためには、謙虚に、努力し続けることが大切なんですよね。シャン先生は、『成功の上にあぐらをかくな』ともおっしゃっていましたが、自分を甘やかさず、地道に努力することの重要性に、あらためて気づきました」 

“チームより個人の成果”がインド流

2012年11月、大橋さんはデュークの交換留学制度を利用し、インド有数の経営大学院、インディアン・スクールオブビジネス(ハイデラバード校)に留学した。期間は2カ月。住まいは、大学に隣接された学生寮だ。

インド有数の経営大学院、インディアン・スクールオブビジネス

60近くある提携校の中で、留学先にインドを選んだのは、近い将来、世界経済の中心になると言われるインドで、ビジネスを始めてみたいと考えたからだ。デュークで親しくなったチームメートがインド人だったことも、興味を持った理由のひとつだった。

「デュークのインド系のクラスメートは、アメリカ育ちが多く、インドへ戻って仕事をしようとする人はそんなにいません。インドでビジネスをするのならば、現地のビジネススクールでネットワークを築くことが大切だと思いました」

留学初日、仰天したのは、外国人の少なさだ。学生700人中、インド国外からの留学生は、交換留学生も含め20人程度で、正式に在籍している留学生は、何と3人しかいない。

あのMBA坊主氏も通った、インド随一のビジネススクールだ

中でも日本人は珍しく、大橋さんは、栄えある「日本人留学生第4号」となった。ちなみに第1号は、東洋経済オンラインの連載でもおなじみの「MBA坊主」、僧侶の松本紹圭氏だ。

インディアン・スクールオブビジネスは、1999年創立。マッキンゼー・アンド・カンパニーの元役員が中心となって設立された。国の威信を懸けて、インドの政財界が一丸となって、運営に協力している。

インドの名門企業、外資系企業のインド支社への就職率も高く、近年、世界のビジネススクールランキングでも、評価が急上昇している注目校だ。

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