iOS10、触って使って分かった「意外な真実」 その進化は想像以上にさりげないものだった

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「iOS 10」のパブリックレビュー版をさっそく試用してみた(筆者撮影)

アップルは米国時間7月7日、iPhone・iPad向けの次期OS「iOS 10」のパブリックプレビュー版(公開テスト版)を公開した。iOS 10は開発者会議「WWDC2016」で発表され(リリースは9月ごろを予定)、開発者向けのプレビュー版は即日公開されたが、パブリックプレビュー版は一般ユーザーが利用できる。

アップルのウェブサイトでユーザー登録をすれば、自分のiPhoneやiPadにiOS 10をインストールして利用できる。ただし、製品版でないため、動作の保証がされていない点には注意が必要だ。

アップルによると、試す際には必ずバックアップを取ってからインストールをし、また普段メインで使っていない端末での試用を推奨している。

今秋には新型iPhoneも登場するとみられるが、現在発売されている既存のデバイスについても、iPhone 5以降のiPhone、第4世代iPad以降のiPad、iPad mini 2以降のiPad、第6世代iPod touchでiOS 10を利用することができる。

正式リリース前のパブリックプレビュー版を、いち早く試してみた。なお、現在配信されているアプリはiOS 10対応以前のバージョンであることから、現在試せたのはiOS 10の純粋な新機能のみである。

ホーム画面に行かずに、多くのことができる

アップルはiOS 10について「史上最大のアップデート」としている。その意味を示すところは、コミュニケーションの表現力を高め、外部アプリとの連携やスタンプにも対応したメッセージアプリの刷新や、Apple Musicのデザイン変更以上に大きなことだ。

iPhoneの基本的な操作方法に変更が加わっている点で、多くのユーザーは非常に新鮮な気持ちで、これまでと同じiPhoneに接することになるのではないだろうか。

インストールを終えてまず驚きがある。

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