高級化粧品は王道の価値を大切にしながらも、つねに革新的なブランドでなければならないと砂金氏は語る。「特にマスクのような日常ケアでないものについては、他社にあるものをうちから出す必要はないと思っています」。
4度の転職は、自分の限界を超えるため
実は文系出身者の多い化粧品の商品開発だが、砂金氏はいわゆる“リケジョ”だ。明治大学農学部ではバイオテクノロジーを専攻した。新卒で入社したのは、理系卒の女性限定で、商品企画人員を募集していたカネボウ化粧品だった。
「どこに配置されるかが、ちゃんとわかっているのが安心でした。美容やファッションは好きでしたし、いわゆる『白衣仕事』よりもきらきらした仕事をしてみたいな、と思って」
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