子供に勉強させたいなら個室は要りません!

「灘→東大理Ⅲ」の3兄弟の母に聞く

今回は質問形式で佐藤さんに学習についてのポイントを聞きます!(写真 :Rina / PIXTA)
ゴールデンウイークも終わり、そろそろ勉強に集中し始めなければならないこの時期。しかし、なかなか子どもに勉強の習慣が身についていなかったり、成績が伸びなかったりなど、苦労されている親御さんも多いのではないだろうか。
そこで、4人の子どものうち男の子3人が関西の中高一貫で最難関校である灘に合格、そして大学はこれも最難関の東京大学理科Ⅲ類(医学部)に合格を果たし、多くのテレビ番組で受験や子育てに関する多くの発言をしている、『「灘→東大理Ⅲの3兄弟を育てた母の志望校に合格するために知っておきたい130のこと』(ポプラ社)の著者である佐藤さんに、「よく聞かれる勉強に関する5つの質問」に答えてもらった。

長男誕生前から「勉強部屋」は与えないと決めていた

Q1 自宅の学習環境はどのように作ったらいいでしょうか?

子どもにとって、一人で勉強することは、親が思っている以上につらいものです。一人でさせないで、親と一緒に勉強できる環境を用意すると、子どもには学習に取りかかりやすいし、楽しくできます。我が家は、リビングを勉強部屋にし、いつも一緒に隣で学習するという環境を作りました。

私は、長男が生まれる前に「子どもには勉強部屋を与えない」と決めていました。

例えば、子ども部屋を二階に作ったとします。一階で夕食を家族ととり、そこそこの時間になったら「早く自分の部屋に言って勉強しなさいよ。いつまでのんびりしてるの!」と親からうるさく言われます。そのときに子どもは、すぐ団らんの場を離れて自分の部屋に一人でこもり、すぐに勉強を楽しく始められるでしょうか? それは無理でしょう。小学生のような年齢だったらなおさらです。

一人になった勉強部屋で始めるのは勉強ではなくて、ゲーム・スマホ・マンガとなるのは想像にかたくありません。そのようなもので時間をつぶしてしまって、結局その日にしなければいけないこともほとんど済まなかったということになります。それが毎週のこととなると、実力がつくことはありません。

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