うまくいかない人は、だいたい「話が長い」 メールも話もつねに「紙1枚」に収めよう!
「結局、なにが言いたいの?」。そんなツッコミを入れたくなるプレゼン、説明、報告、メールが世の中にはあふれかえっています。日本IBMのシニア・プロジェクト・マネジャーとして、数百人のメンバーを抱える木部智之氏は、まわりの人望を集める人は、説明もメールも、コンパクトだと言います。『仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか?』の著者であり、自他共に認める“スピード狂”である木部氏に、言いたいことを速く、確実に伝えるための秘訣を聞きました。
仕事が速く進むコミュニケーションの究極の形、それは「1回で確実に伝わる」ことです。でも、仕事をしているとコミュニケーション・ミスはどうしても発生してしまいます。そして、そのコミュニケーション・ミスの責任は発信側にあります。
もちろん、メッセージの受け手が「説明会で寝ていた」「そもそもメールを読んでいなかった」というケースもありますが、それもひっくるめて発信側に責任があると思うべきです。
結局、受け手がどうであれ、伝わらなかった理由が何であれ、コミュニケーション・ミスによって成果が得られないのは発信側の自分だからです。
伝わらないのは「長い」から
「メールしたのに、なぜやっていないのか」「メールで説明したのに、なんで理解していないのか」「説明会で手順を説明したのに、なんで理解していないのか」といった、オフィスでの会話はいくらでもあげられます。
なぜ、このようなコミュニケーション・ミスが発生するのでしょうか。
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