「嫌な上司」でも何とかうまくやるためのコツ 中間管理職だって認めてもらいたい
上司だって褒められたい
上司との良好な関係を築くために大切なことは、へつらうことでも、気に入られるように振る舞うことでもありません。ポイントはいくつかありますが、ここでは意外と理解されていない、しかし良好な関係性を築くうえでは絶対に押さえておくべき最も大切なことについてお伝えしたいと思います。
あなたは自分の存在や自分の可能性を認めてもらいたいと思っているでしょうか? おそらく、「そんなことまったく思っていない」などという人はいないはずです。これは「承認欲求」と言って、人間の欲求の中でも最も強いものの1つです。人はいわば、認められるために活動しているようなものなのです。
あなたと同じように、あなたの上司にもこの「承認欲求」があります。しかし、上司という立場になると、その欲求が満たされる機会は意外に少ないもの。中間管理職と言われるポジションでは、この「承認欲求」を渇望している人が多く、そのことがストレスの原因になっていたりもします。
では、社長や会長といったさらに上の立場にある人はどうでしょうか? 実はこうした人たちにも同じことが言えます。上役であるからこそ、むしろ承認してくれる立場の人が社内にいない場合が多く、慢性的な承認欲求不満に陥っていることもあります。
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