蜷川幸雄の「怒り」が数々の名優を生んだ理由 「蜷川劇団」に所属する魅力がもたらしたもの

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アンガーマネジメントのテクニックでも、失敗にもめげず、スモール・ステップで目標(成功)に向かうための「心づくり」を提案しています。「サクセスログ」、別称「成功体験メモ」「達成メモ」という方法です。

長く不安な状態でいることは、焦燥感からイライラを引き起こしやすいもの。ですから心配事が多いときなどは、「できたこと」を積極的に書き出して「見える化」してみましょう。どんなに些細なことであっても、うまくいったこと、改善したことなどを書いていくことで、自己を肯定し、自信を持つことができる、というメリットがあります。

「見守られている自分」をイメージしよう

たとえば、「引っ込み思案な自分から挨拶ができた」「地道な活動を見てもらえていた」「早起きして会社にいちばん乗りできた」など、他人にとってはどうでもいいことでも、自分にとって意義のあったことを積極的に書き出し、プラス思考で自分を誉めて鼓舞してみるのです。

小さくとも成功体験を積み重ねることは、折れにくい心(イライラしにくい心)づくりにつながりますよ。

また、つんく♂氏の記事にも書いた、「見守られている自分」をイメージするための「ガーディアンエンジェル」というテクニックもあわせて実施することで、亡き恩師のためにもサクセスしようというモチベーションが高まるかもしれません。

アンガーマネジメントに興味を持たれたかたは、拙著『パワハラ防止のためのアンガーマネジメント入門』(東洋経済新報社)をご高覧ください。

小林 浩志 日本アンガーマネジメント協会認定ファシリテーター

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こばやし こうじ / Kobayashi Koji

 

青山学院大学大学院法学研究科修了(法学修士)。
横浜市戸塚区で社会保険労務士・行政書士の事務所を経営する傍ら、社会人大学院でパワーハラスメントの法的・実務的対策を研究。パワハラ防止策の有効なツールとしてのアンガーマネジメントを数多くの企業、学校、病院等へ紹介している。
・特定社会保険労務士、行政書士、第一種衛生管理者
・公益財団法人21世紀職業財団認定セクハラパワハラ防止コンサルタント(客員講師)
・一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会認定ファシリテーター
・日本スポーツ法学会会員
著書に『パワハラ防止のための アンガーマネジメント入門』(東洋経済新報社)、『現場監督のための 早わかり労働安全衛生法』(共著、東洋経済新報社)などがある。

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