東大とハーバードの大きな差

日米のトップ大学はどこが違うのか?

日本の大学に進学する場合と、海外の大学に進学する場合の具体的な違いをさまざまな観点から比較してみよう。

日本の大学に進学する場合、学習するフィールドは、当たり前だが日本だ。海外はそれが海外である。

日本の大学に進学する場合、不景気の影響もあり、自宅から地元の大学に進学するケースが増えている。早稲田、慶応の学生では、現在、1都3県出身が7割だ。その7割はほとんど自宅からの通学である。昔のように、県外に出て下宿して大学に通う、という意思自体が減っている。となると、生活するフィールドも慣れ親しんだ地元、親元ということになる。

ハーバード、イェールは男女が半々

一方、海外の大学に進学する場合は、寮かホームステイでの生活になる。下宿するとしても、一人で自活しないといけない。

18歳の時期に親元で生活するか、親元を離れて海外で生活するか。まずここがそもそも大きく違う。

仲間という観点から見ると、日本の大学に来ている極めて少ない留学生の7割程度は中国・韓国といった東アジア勢だ。要するに、大学で交流する仲間のほとんどが日本人で、留学生がいるような大学・学部に進学したとしても、ほとんどが近隣の外国人となる。仲間の属性が非常に均質化する。

一方、海外の大学は非常にダイバーシティ(多様性)に富む。ハーバードをはじめ、米国の名門10大学は、学部定員の10%ほどを外国人留学生の枠として設け、世界中からやってくる外国人留学生がいる。

性別という観点でも、東大の男女比は、男子:女子=8:2で男子が圧倒的に多い。一方で、ハーバードは51:49、イェールは51:49とほぼ同等だ。

つまり、国籍などさまざまな意味でのダイバーシティが、日本の大学と海外の大学ではまったく違うのだ。

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