本当に強い大学2012

日本の大学力を国際比較

「経済も外交も音楽も、いろいろなことを学びたい。そのために、入学後に専攻を決められる米国のイェール大学かハーバード大学に行きたいと思っている」

神奈川県に住む高校3年生のAさんは、将来、経営コンサルタントになりたいと考えている。大学の4年間は全力で勉強する覚悟だ。しかし、日本の大学では多くの刺激を受けられず、幅広く学ぶ環境が整っていないと思っている。

確かに日本の大学生の多くは、米国の大学生に比べて、勉強時間が少ない(図の中左)。大学生自身も勉強時間の不足を自覚している(図の中右)。本気で勉強しようという高校生にとっては、海外の大学が魅力的に映るのだろう。

一方の日本の大学は、経営的にも厳しい。入学者数が定員に満たない大学が半数近くに達し、赤字経営の大学も4割ある(図の下右)。今後、少子化の影響も深刻化する。

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