本当に強い大学2012

日本の大学力を国際比較

「経済も外交も音楽も、いろいろなことを学びたい。そのために、入学後に専攻を決められる米国のイェール大学かハーバード大学に行きたいと思っている」

神奈川県に住む高校3年生のAさんは、将来、経営コンサルタントになりたいと考えている。大学の4年間は全力で勉強する覚悟だ。しかし、日本の大学では多くの刺激を受けられず、幅広く学ぶ環境が整っていないと思っている。

確かに日本の大学生の多くは、米国の大学生に比べて、勉強時間が少ない(図の中左)。大学生自身も勉強時間の不足を自覚している(図の中右)。本気で勉強しようという高校生にとっては、海外の大学が魅力的に映るのだろう。

一方の日本の大学は、経営的にも厳しい。入学者数が定員に満たない大学が半数近くに達し、赤字経営の大学も4割ある(図の下右)。今後、少子化の影響も深刻化する。

キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 最新の週刊東洋経済
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • この新車、買うならどのグレード?
  • インフレが日本を救う
トレンドライブラリーAD
人気の動画
ホンダ「4代目フィット」がイマイチ売れていない理由
ホンダ「4代目フィット」がイマイチ売れていない理由
京セラのガラパゴススマホ「トルク」がたどり着いた境地
京セラのガラパゴススマホ「トルク」がたどり着いた境地
「半導体パニック」自動車産業に与える巨大衝撃
「半導体パニック」自動車産業に与える巨大衝撃
「人のために働く職業ほど低賃金」な根深い理由
「人のために働く職業ほど低賃金」な根深い理由
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
これが世界のビジネス常識<br>会社とジェンダー

「ジェンダーギャップ指数ランキング2021」で日本は120位という結果に。先進7カ国中で最下位かつ、女性の社会的地位が低いとされるアフリカ諸国よりも下です。根強く残る男女格差の解消は、日本経済が再び競争力を取り戻すために必須の条件です。

東洋経済education×ICT