代表的なのが、壁紙に自動的にのりを付ける自動機です。現在でも、9割近くのシェアを確保するヒット製品です。カーテン製造機、襖製造機なども開発しました。
さらにはコンピュータシステムにも取り組み、JAとタイアップした畳のリフォーム事業や太陽光発電事業にも参入しています。
まずはやってみよう!の精神で新商品が続々
社内では「まずはやってみよう!」の精神が脈々と流れています。製品会議はいつも白熱。
「ベランダにそのまま出られるよう、畳を敷き詰めてはどうか」
「海水浴場に持って行って、その上でゲームをするのも楽しいぞ」
社長も社員もない、ひとつテーブルでさまざまなアイデアを出し合います。
その会議の中から、特殊畳の分野では現在年間10種類前後の新商品が開発されています。トレンドを読み、介護問題、異常気象、高齢化社会などに対応する畳が次々と誕生。時代、環境に対応しながら進化を続けているのです。
次はどんな畳が出て来るのか楽しみです。われわれ日本人にとっては、世界に誇る畳文化を守ろうとしている、実にありがたい畳屋さんでした。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら