2015年のウエアラブル市場の話題の中心は、Apple Watchがさらっていった。これは印象面では間違いないし、数字のうえでも裏付けられている。4月の発売から2四半期で700万台を出荷したとみられており、スマートウォッチだけでなく、既存のウエアラブルデバイス全体を見渡しても、驚異的な台数といえる。
スマートウォッチ市場に注目が集まるきっかけとして、既存のメーカーも歓迎の声が少なくない。たとえば早くからスマートウォッチに取り組んできた専業メーカーPebbleは、Apple Watch発売以降の販売が倍増したとしている。
高級時計メーカーもスマートウォッチへ
また、既存の時計メーカーからウエアラブルデバイスのメーカーへのラブコールも少なくない。
高級スポーツ時計メーカーとして知られるTAG Heuerは、Intel、Googleと組んで、スマートウォッチシリーズ「Connected Watch」をリリースした。また、米国の腕時計市場の成長に合わせてビジネスを拡大してきたFossilは、ウエアラブルデバイスメーカーを買収して、そのポートフォリオのデジタルシフトを拡充している。
今回ご紹介するのは、Fossilが買収したウエアラブルメーカー、Misfitの活動・睡眠トラッキングデバイス「SHINE 2」だ。
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